肥満の猫は要注意|肝リピドーシス(肝リピ)のリスクと入院治療

肥満の猫は要注意|肝リピドーシス(肝リピ)のリスクと入院治療

「少し太っているだけだから大丈夫」
そう思われがちですが、肥満の猫は肝リピドーシス(肝リピ)という命に関わる病気のリスクが高くなります。
今回は、肥満猫に多い肝リピの原因や症状、入院が必要になった場合の治療と費用の目安について解説します。


なぜ肥満の猫は肝リピになりやすいのか

食欲不振をきっかけに急速に悪化する

肝リピドーシスは、食事を食べない状態が数日続くことで発症しやすくなります。
肥満の猫では、体内の脂肪が一気に肝臓へ流れ込み、肝臓が処理しきれずに機能障害を起こします。

ダイエットが引き金になることも

急激な食事制限や、ストレスによる拒食が引き金になることもあります。
「痩せさせよう」と思った矢先に発症するケースも少なくありません。


肝リピドーシスで見られる主な症状

初期に気づきにくいサイン

  • 食欲が落ちる、食べなくなる
  • 元気がない、動かない
  • 体重が急に減る

進行すると現れる症状

  • 黄疸(耳や歯ぐきが黄色くなる)
  • 嘔吐、よだれ
  • ぐったりして動けない

この段階では緊急治療が必要になることが多く、入院管理が選択されます。


肝リピで入院治療が必要になるケース

入院が検討される主な理由

  • 自力で食事が取れない
  • 強い脱水や黄疸がある
  • 点滴・強制給餌が必要
  • 24時間の管理が望ましい

治療の中心は、栄養管理(強制給餌)と点滴による肝臓のサポートです。


肝リピを防ぐためにできること(肥満猫の対策)

急な食事制限は避ける

ダイエットは必ず獣医師の指導のもとで段階的に行うことが重要です。

食欲低下はすぐ相談

「1〜2日食べていない」だけでも、肥満猫では要注意です。
早期対応が入院や重症化を防ぎます。

定期的な体重測定と健康診断

肥満傾向の猫こそ、定期的なチェックが肝臓病予防につながります。


まとめ|肥満の猫と肝リピは早期対応が命を守ります

肝リピドーシスは、早期に治療を始めれば回復が期待できる病気です。
しかし、発見が遅れると長期入院や高額な治療が必要になることもあります。

「太っている」「最近食欲が落ちた」
そんな変化に気づいたら、早めに動物病院へご相談ください。
当院では、肥満管理から肝臓疾患の治療まで、猫の状態に合わせたサポートを行っています。

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レラ動物病院
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