外耳炎・内耳炎疑い?受診までのタイミング

🐶🐱外耳炎・内耳炎を放置すると脳に影響が?危険な耳の病気👂⚠️

こんにちは!レラ動物病院です🏥
犬や猫の「耳のかゆみ」や「におい」、そのままにしていませんか?👀
実はその症状、**外耳炎(がいじえん)内耳炎(ないじえん)**のサインかもしれません。
放っておくと、脳にまで影響する深刻な病気へと進行することもあるんです😣


👂外耳炎とは?

外耳炎とは、耳の入り口から鼓膜までの「外耳道」で炎症が起こる病気です。
原因はさまざまで👇

  • 細菌やマラセチア(真菌)の感染
  • 耳ダニの寄生
  • アレルギー(食物や花粉など)
  • 垂れ耳などで通気が悪い
  • 水や汚れが入ったままになっている

症状は次のようなものが多く見られます👇

✅ 耳をかゆがる、頭を振る
✅ 耳をこすりつける
✅ 耳の中が赤い、腫れている
✅ イヤなにおいがする
✅ 黒い耳垢が出る

この段階で治療を始めれば、ほとんどの場合は数日〜数週間で改善します✨


⚠️放置すると「内耳炎」へ悪化することも!

外耳炎を放っておくと、炎症が奥に進み、鼓膜の向こう側にある内耳まで届いてしまうことがあります。
これが「内耳炎」です。

内耳には、音を感じ取る器官体のバランスをとる神経があります。
そのため、内耳炎になると👇

  • 頭を傾ける(斜頸)
  • まっすぐ歩けない、ふらつく
  • 眼がぐるぐる動く(眼振)
  • 顔の片側が動かない(顔面神経麻痺)

といった神経症状が現れることがあります😢

内耳炎は痛みだけでなく、神経や脳に近い部分に炎症が広がるリスクがあるため、非常に注意が必要です⚠️


🧠さらに悪化すると脳に炎症が及ぶことも…

内耳は頭の奥深く、脳のすぐそばにあります。
炎症が長引いたり、細菌が増え続けたりすると、**脳炎や髄膜炎(ずいまくえん)**などを起こすことがあります。

この段階になると、
🚨 けいれん発作
🚨 意識がもうろうとする
🚨 歩けなくなる、ふらつきがひどい
🚨 顔の表情が左右で違う

などの命に関わる重い症状が現れることもあります。
耳の病気が脳にまで影響を及ぼすなんて…と思うかもしれませんが、実際にあるケースです。
だからこそ、早期発見・早期治療がとても大切なんです💡


🏥当院での診察・治療の流れ🐾

耳の異常があるときは、まず耳鏡(じきょう)を使って耳の中を直接確認します👀
奥までしっかり観察し、炎症の程度や耳垢の状態をチェックします。

必要に応じて、耳垢を少し取り、細菌やマラセチアの有無を顕微鏡で確認🔬
原因を特定することで、適切なお薬(点耳薬・内服薬)を選びます。

また、耳の中を優しく洗浄して、汚れや分泌物を除去。
炎症を悪化させないよう、動物の状態に合わせた治療を行います💊


🐕おうちでの予防とケア

  • 定期的に耳の中をのぞいてチェック👂
  • シャンプー後は耳の中までしっかり乾かす
  • 耳掃除は自己判断せず、獣医師に相談

特に垂れ耳の犬種(コッカー、レトリバーなど)は、湿気がこもりやすく外耳炎になりやすいので要注意です⚠️


💬まとめ

  • 外耳炎を放置すると内耳炎、さらに脳炎へ悪化することも😢
  • 早期治療で痛みも負担も少なく治せる✨
  • 耳をかゆがる・臭う・傾けるなどの症状があればすぐ病院へ🏥

耳の病気は見た目よりも深刻なことがあります。
「たかが耳」と思わず、「もしかして?」と感じたら早めに受診しましょう💖
わたしたちレラ動物病院は、大切な家族の健康を耳から守ります🐶🐱🌿

📞ご相談・ご予約はお気軽にどうぞ😊

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レラ動物病院
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北海道札幌市北区新琴似7条9丁目5−8
011-769-2500
セカンドオピニオンの方は事前に連絡ください。
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