犬猫の歯科処置ってどんなことをするの?
〜お口の健康を守るプロのケア〜
ワンちゃんやネコちゃんのお口のニオイ、歯の黄ばみ、歯ぐきの赤み……気になったことはありませんか?
実は、3歳以上の犬猫の80%以上が歯周病予備軍ともいわれています😱
今回は動物病院で行う「歯科処置」について、どんなことをするのか、なぜ必要なのかをわかりやすくご紹介します✨
🐶 そもそも「歯科処置」って何をするの?
「歯科処置」と聞くと難しそうに思えますが、内容は主に次のようなものです👇
✅ スケーリング(歯石除去)
超音波スケーラーという器具を使って、歯の表面や歯の隙間についた歯石や歯垢を取り除きます。
スケーリングによって、**歯周病の原因となる細菌の塊(プラーク)**を除去するのが主な目的です。
✅ ルートプレーニング(歯ぐきの下の掃除)
歯ぐきの内側、目に見えない歯周ポケットの中の汚れや歯石も取り除く処置です。
この作業を丁寧に行うことで、歯の根元まできれいにでき、歯周病の進行を防ぐことができます。
✅ 抜歯(必要な場合)
進行した歯周病や、割れてしまった歯、ぐらぐらして痛みのある歯は、抜歯が必要になることもあります。
抜歯することで、慢性的な痛みや炎症から解放されるケースも多く、「抜いたら元気になった!」という子もいます🐾
✅ ポリッシング(仕上げ研磨)
スケーリング後は、歯の表面をツルツルに磨きます✨
これをすることで、歯石が再び付きにくくなり、お口の健康が長持ちします。
🛌 歯科処置は「全身麻酔」で行います
歯科処置は、基本的に全身麻酔が必要です。
なぜなら、犬や猫に口を長時間開けてじっとしてもらうのは現実的に難しく、
また、歯ぐきの奥や歯の裏側の処置には細かな作業が必要だからです。
不安に感じる飼い主様も多いですが、動物病院では術前検査(血液検査・レントゲンなど)を行い、安全性を確認した上で麻酔を実施します。
年齢や持病に応じて、麻酔リスクを最小限にする配慮も行っています😊
🦴 歯科処置は「治療」だけじゃない!予防の第一歩
歯科処置は、すでに歯周病が進行した子の治療というだけでなく、
「歯を守るための予防処置」としても非常に有効です🪥
例えば、
- 軽度の歯石が気になってきた
- 歯ぐきの赤みや口臭がある
- 噛みにくそうにしている
といったサインが見られた時点で、早めに処置をすることで抜歯を避けられる可能性もあります!
💬 よくあるご質問(Q&A)
Q:歯石だけ取ればいいのでは?
A:歯石の下に隠れた炎症や膿があることが多いため、歯ぐきの下のケアも重要です。見た目だけで判断しないことが大切です。
Q:自然に歯石は取れませんか?
A:残念ながら一度ついた歯石は自然には取れません。専用器具と技術が必要です。
Q:歯を抜いたらごはんが食べられなくなる?
A:心配いりません!実は「痛みがなくなって、しっかり食べられるようになる」子が多いです🍽️
🌟 お口の健康は、体全体の健康につながります
お口の中は健康のバロメーター。
歯周病を放置していると、心臓や腎臓、肝臓にも悪影響を与えることがあります。
逆に、きれいなお口を保つことで、病気のリスクを減らし、元気に過ごす時間が増えるのです✨
🐕🦺 まとめ
- 犬猫の歯科処置では「スケーリング」「抜歯」「研磨」などを全身麻酔で行います
- 歯石・歯周病は早めの処置で悪化を防げます
- 歯科処置は治療だけでなく予防の一環としても重要
- 歯の健康は、体全体の健康とつながっています
もし「うちの子、歯が汚れてるかも…?」と思ったら、ぜひ一度、動物病院で口腔チェックをしてみてくださいね😊
歯科処置の相談や見積もりも、お気軽にスタッフまでお声がけください!
🦷✨お口から健康を守りましょう!✨🦷
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レラ動物病院
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セカンドオピニオンの方は事前に連絡ください。
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