顔を触ると嫌がる?もしかしたら口腔になにかあるのかも・・・
犬が顔を触られるのを嫌がり、口の中に痛みがある様子が見られる場合、口唇炎(こうしんえん)などの口腔内の病気が考えられます。これは犬の唇から顎にかけて炎症が生じる病気で、痛みやかゆみを伴い、生活の質を低下させる可能性があります
🐾 口唇炎とは?
犬の口唇炎は、唇から顎先にかけての領域に炎症が生じた状態です。炎症の広がり具合で「ざ瘡」「せつ」「よう」と呼ばれる段階があります。初期には毛穴に一致するように小さな炎症が見られ、進行すると膿疱が形成され、最終的には大きな炎症に発展することがあります。子犬のへや+1動物病院ナビ&獣医師相談+1動物病院ナビ&獣医師相談+1子犬のへや+1
🐶 主な症状
- 口元をひっかくしぐさや、頻繁に顔を触られるのを嫌がる
- 口元の赤みや腫れ
- 口周辺の脱毛や膿の排出
- 悪臭の発生
- 食欲不振や元気の低下子犬のへや
これらの症状が見られた場合、早期の対応が必要です。
🦷 主な原因
- 外傷による細菌感染
木の枝やトゲなどで唇に傷がつき、細菌が侵入することで炎症が起こります。 - アレルギー反応
草木、除草剤、シャンプーなどの化学物質が原因となり、アレルギー反応が引き起こされることがあります。 - 寄生虫感染
毛包虫(ニキビダニ)などの寄生虫が原因となり、炎症を引き起こすことがあります。 - 遺伝的要因
特定の犬種(例:ボクサー、ドーベルマン、ブルドッグなど)は、ホルモンの分泌異常により口唇炎を発症しやすい傾向があります。
🩺 診断と治療
動物病院では、以下の方法で診断と治療が行われます:
- 視診と触診:炎症の程度や範囲を確認します。
- 細菌検査:膿の中の細菌を特定し、適切な抗生物質を選定します。
- アレルギー検査:アレルゲンを特定し、原因となる物質を避ける指導を行います。
- 寄生虫検査:毛包虫などの寄生虫が原因の場合、駆虫薬の投与が行われます。子犬のへや+3ペトコト+3動物病院ナビ&獣医師相談+3
治療には、抗生物質の投与、抗炎症薬の使用、アレルゲンの除去などが含まれます。また、口周りの清潔を保つことも重要です。ペトコト
🛡️ 予防とケア
- 定期的なチェック:散歩後や食後に口元をチェックし、異常がないか確認します。
- アレルゲンの除去:アレルギーが疑われる場合、原因となる物質を特定し、避けるようにします。
- 適切な食事管理:栄養バランスの取れた食事を提供し、免疫力を維持します。
- 清潔な環境の維持:犬の生活環境を清潔に保ち、感染のリスクを減らします。ペトコト
📌 まとめ
犬が顔を触られるのを嫌がり、口の中に痛みがある場合、口唇炎などの口腔内の病気が考えられます。早期の発見と適切な治療が、愛犬の健康を守るために重要です。異常を感じたら、早めに動物病院を受診しましょう。ペトコト+1動物病院ナビ&獣医師相談+1
愛犬の健康を守るためには、日々の観察と早期の対応が大切です。何か気になる点があれば、専門の獣医師に相談することをおすすめします。
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レラ動物病院
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