🐶🐱犬猫の歯磨きで気を付けたいこと🪥
~もし噛まれたら?適切な対処法とは~
愛犬・愛猫の健康を守るためには、歯のケアもとても大切です🦷
しかし、いざ歯磨きを始めてみると「嫌がる」「怒る」「噛まれた!」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
今回は、犬猫の歯磨きで気を付けたいことと、万が一噛まれてしまった場合の対処法について詳しく解説します。
🦷なぜ歯磨きが必要なの?
犬や猫も人間と同じく、歯垢(しこう)や歯石がたまることで、歯周病になることがあります。歯周病は口臭だけでなく、歯のぐらつき、痛み、さらには心臓や腎臓への影響を及ぼすことも😱
毎日の歯磨きや、定期的な歯科検診によって予防が可能です。とくに小型犬や猫は歯周病になりやすいため、注意が必要です。
🐾歯磨きのコツと注意点
1. 焦らず、ステップを踏んで慣れさせる
最初から歯ブラシを口に入れようとすると、怖がって拒否されることが多いです。
まずは口のまわりを触ることに慣れさせ、次にガーゼや指で歯に触れる練習をしましょう。その後、歯ブラシに移行するのがスムーズです。
2. 犬猫用の歯ブラシ・歯磨き粉を使う
人間用の歯磨き粉は成分がペットに有害なことがあります⚠️
必ず犬猫専用のものを使いましょう。味付きのペースト(チキン味やツナ味など)で楽しく歯磨きできる製品もあります。
3. 無理に続けない
嫌がる様子が強い場合は、一旦中止しましょう。無理をすると信頼関係にヒビが入り、今後のケアが難しくなります。
🐾噛まれないために気を付けること
歯磨き中は口を触る必要があるため、どうしても「噛まれるリスク」があります。
以下のポイントを守って、安全に行いましょう。
- できるだけリラックスした時間に行う(食後や遊びの後など)
- 後ろや横から静かにアプローチする
- 口の中を無理にこじ開けない
- パートナーや家族に補助してもらうのも効果的
また、過去に口周りを触って怒ったことがある子は、獣医師に相談してからトレーニングを進めると安心です。
🆘もし噛まれたらどうする?😢
どんなに注意していても、噛まれることはあります。特に猫の噛み傷は小さくても化膿しやすく、重大な感染症につながる恐れがあります。
🩹応急処置の手順:
- すぐに流水で5〜10分間しっかり洗い流す
- 消毒薬(イソジンやマキロン)で消毒する
- 傷が深い場合、すぐに医療機関を受診する
特に以下の場合は、すぐに病院を受診してください。
- 傷が深く出血が止まらない
- 噛まれて数時間後から腫れや発熱がある
- 指や関節を噛まれた
- 猫に噛まれた(「パスツレラ症」などの感染症リスクが高いため)
🏥動物病院への相談も忘れずに
歯磨きを嫌がって困っている、どうしても口を触らせてくれない…そんなときは、動物病院へご相談ください🐾
歯石のチェックや、麻酔下での歯石除去、歯磨きトレーニングのアドバイスなど、サポートが可能です。
また、歯磨きの代替として「歯磨きガム」や「デンタルスプレー」なども併用できますが、歯ブラシにはかないません。できる範囲で少しずつ慣らしていくことが大切です。
🐶🐱まとめ
- 犬猫の歯磨きは健康維持に欠かせません🦷
- 無理をせず、少しずつステップを踏んで慣らしましょう
- 噛まれたときは、適切な処置と医療機関の受診を!
大切な家族のために、今日からできることを少しずつ始めていきましょうね✨
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レラ動物病院
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