日常ケアのポイント ~健康は毎日の積み重ねから~

日常ケアのポイント ~健康は毎日の積み重ねから~

愛するワンちゃん・ネコちゃんと少しでも長く、元気に暮らしてもらうために欠かせないのが「日常ケア」です。
病気の早期発見・予防のカギとなるのは、実は飼い主さんの毎日のちょっとした気づきやケア
今回は、おうちでできる大切なケアのポイントをご紹介します。


1. 歯みがき習慣をつけよう

歯みがきは、歯周病予防の基本。歯垢は放っておくと歯石になり、やがて歯肉炎や歯槽膿漏の原因に。
最初は無理せず、指やガーゼから始め、少しずつ歯ブラシに慣らしていきましょう。

  • 1日1回が理想(難しい場合は週3回でもOK)
  • 歯みがきペーストは必ずペット用を使用
  • できたらたっぷり褒めてあげて!

2. 被毛・皮膚チェックを習慣に

なでながらチェックすることで、脱毛・かさぶた・しこりなどの異変にいち早く気づけます。

  • ブラッシングは週に数回(長毛種は毎日)
  • ノミ・ダニのチェックも同時に
  • 急な脱毛や赤み、においに注意!

3. 耳・目・おしりのチェックも忘れずに

  • 耳…赤み・におい・かゆがりがあれば要注意(外耳炎など)
  • 目…涙やけ、目やにの色や量も観察
  • おしり…床にこすりつける仕草は肛門腺がたまっているサインかも

月1~2回のケアでも予防効果◎です。


4. 爪切り・足裏ケア

滑って転倒しないように、爪や足裏の毛のカットも大切です。

  • 爪が地面に当たる音がしたら要カット
  • 足裏の毛で滑ってケガすることも
  • 慣れないうちは動物病院でやってもらいましょう

5. トイレや食事の変化を見逃さない

  • 排尿・排便の量・色・回数を毎日チェック
  • 食欲があるか、いつもと違う食べ方をしていないか
  • 水を飲む量が急に増えたり減ったりしていないか

こうした小さな変化が病気のサインであることも。
普段から観察しておくと、受診の際にも役立ちます。


6. 定期的な体重測定

体重は健康管理のバロメーター。
急激な増減は、代謝・内臓・腫瘍などの病気の兆候かもしれません。

  • 週1〜月1ペースでOK
  • ペット用体重計、または抱っこ式で測定
  • 毎回メモに残しておくと◎

まとめ:小さなケアが、大きな健康を守る

日常ケアは、特別なことをしなくても、ちょっとした気づきから始められます。
定期的な健康診断と合わせて、飼い主さんの「いつもと違うかも?」という直感が、病気の早期発見につながることも多いのです。

わからないことがあれば、いつでもご相談くださいね!
スタッフ一同、全力でサポートいたします🐶🐱✨

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