こんにちは。レラ動物病院 札幌です。

わんちゃん、ねこちゃんのお肌のトラブル・ケアのご紹介です。

【はじめに：増える皮膚トラブル】
近年、わんちゃん・ねこちゃんの皮膚トラブルが増えています。かゆみ、赤み、ベタつき、フケ、脱毛など、症状はさまざまですが、共通して言えるのは「早めの対処」と「正しいスキンケア」がとても重要だということです。動物病院でも、シャンプー方法やケアの違いで皮膚状態が大きく変わるケースを多く見ています。

【犬・猫の皮膚は人よりデリケート】
犬や猫の皮膚は、人の約1/3ほどの薄さしかありません。そのため、人間用シャンプーの使用や、洗いすぎによって皮脂が落ちすぎると、バリア機能が弱まり炎症や乾燥につながります。皮膚トラブルがある子やアレルギー体質の子ほど、慎重なケアとシャンプー選びが必要です。

【病院でのシャンプー選び】
動物病院では、皮膚の状態を診察したうえで、症状に応じた薬用シャンプーをご提案します。
・抗菌作用のあるタイプ
・皮脂を落とし過ぎないタイプ
・乾燥・保湿を中心にしたタイプ
・フケやベタつきに特化したタイプ
など、実は目的によって種類が大きく異なります。適切なものを使うことで、皮膚の回復が早くなることも多いです。

【正しいシャンプーの流れ】
① ブラッシング：毛玉をほぐし、薬用成分が皮膚に届きやすくする
② 泡で優しく洗う：こすらず“泡で包む”イメージ
③ 十分なすすぎ：すすぎ不足は皮膚炎の原因に
④ 根元までしっかり乾かす：自然乾燥は菌が繁殖しやすくNG

特に「乾かし方」は軽視されがちですが、皮膚トラブルの悪化を防ぐためにはとても重要です。

【トリミングのプロができるケア】
お家でのケアが難しい子、毛量が多い子、皮膚が弱い子の場合、プロのケアが効果的です。動物病院併設トリミングでは、皮膚の状態を熟知したスタッフがその子に合ったシャンプーを使用し、皮膚に負担をかけない方法で丁寧にケアを行います。皮膚の変化があった場合も、すぐに獣医師と連携できるため安心です。

【こんなサインは相談を】
・かゆみが続く
・フケが増えた
・脂っぽいニオイがする
・部分的に毛が抜ける
・赤みがある

これらは皮膚トラブルの初期症状かもしれません。
気になる様子があれば、お気軽にご相談ください。

【まとめ】
正しいシャンプーとケアは、皮膚の健康を守るための大切なステップです。当院のトリミングサービスでは、皮膚トラブルに配慮したケアをご提供しています。わんちゃん・ねこちゃんが快適に過ごせるよう、私たちがお手伝いいたします。

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レラ動物病院
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