犬・猫の冬の食事~肥満のリスク~

冬に太りやすい?犬猫の肥満リスクと病気につながる注意点

「冬になると体重が増えてきた気がする」
実は、冬は犬猫が太りやすい季節です。肥満は見た目の問題だけでなく、多くの病気の原因になります。今回は、冬に肥満が進みやすい理由や、肥満によって起こりやすい病気について解説します。


なぜ冬は犬猫が太りやすいのか

運動量の低下

寒さや雪、日照時間の短さにより、散歩の時間が短くなったり、室内で過ごす時間が増えたりします。
その結果、消費カロリーが減り、体重が増えやすくなります

食事量・おやつが増えやすい

冬は「寒そう」「動かないからかわいそう」と感じ、食事量やおやつが増えてしまうことがあります。
人の食事の影響を受けやすい時期でもあり、カロリーオーバーになりがちです。


犬猫の肥満がもたらす健康リスク

肥満は万病のもと

肥満は、関節・内臓・呼吸器など全身に負担をかけます。
見た目では元気そうでも、体の中では病気が進行していることも少なくありません。


肥満によってなりやすい犬猫の病気

関節疾患・運動器トラブル

体重増加により関節への負担が大きくなり、関節炎や靱帯損傷のリスクが高まります。
特に冬は筋肉がこわばり、痛みが出やすくなります。

糖尿病

肥満はインスリンの働きを低下させ、犬猫ともに糖尿病を引き起こす原因となります。
猫では特に注意が必要です。

心臓・呼吸器への負担

脂肪が増えることで心臓や肺に負担がかかり、息切れや運動不耐性が見られることがあります。

泌尿器トラブル

肥満は運動量低下や水分摂取不足を招き、膀胱炎や尿石症のリスクを高めます。
猫では命に関わる尿道閉塞につながることもあります。


冬にできる肥満予防のポイント

食事内容と量の見直し

冬でも食事量は増やさず、体重・体型に合わせた適切なカロリー管理が重要です。
おやつの与えすぎには注意しましょう。

無理のない運動習慣

短時間でも毎日体を動かすことで、筋肉量を維持し、肥満予防につながります。
室内遊びも積極的に取り入れましょう。

定期的な体重測定と健康診断

体重の変化に早く気づくことで、病気の予防や早期発見につながります。
冬の健康診断は、肥満による隠れたトラブルの確認にもおすすめです。


まとめ|冬の体重管理が健康寿命を左右します

冬の肥満は気づかないうちに進行し、さまざまな病気の原因となります。
「少し丸くなったかな?」と感じた時が見直しのタイミングです。

当院では、犬猫それぞれに合わせた体重管理や食事指導を行っています。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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レラ動物病院
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