動物病院で行う全身麻酔のリスク|安全に手術を受けるために知っておきたいこと
手術や検査の際に必要となる全身麻酔。
「麻酔は怖い」「本当に安全なの?」と不安を感じる飼い主様は少なくありません。
しかし、麻酔のリスクを正しく理解し、適切な対策を行うことで、
安全性を大きく高めることができます。
今回は、犬猫の全身麻酔に伴うリスクと、その対策について解説します。
全身麻酔とはどんなもの?
全身麻酔の役割
全身麻酔は、
- 痛みを感じさせない
- 体を動かないようにする
ことで、安全に手術や検査を行うために必要な医療行為です。
局所麻酔との違い
局所麻酔は一部だけを麻痺させますが、
全身麻酔では意識や呼吸も管理します。
全身麻酔に伴う主なリスク
呼吸・循環への影響
麻酔薬は、呼吸や心臓の働きを抑制することがあります。
特に高齢の犬猫や、心臓・肺に持病がある場合は注意が必要です。
肝臓・腎臓への負担
麻酔薬は主に肝臓で代謝され、腎臓から排泄されます。
臓器機能が低下していると、負担が大きくなります。
リスクが高くなりやすいケース
年齢や持病の影響
- 高齢
- 心疾患
- 腎臓病
- 肥満
これらは麻酔リスクを高める要因です。
緊急手術の場合
十分な準備ができない緊急手術では、
通常よりリスクが高くなることがあります。
麻酔リスクを下げるための対策
術前検査の重要性
手術前には、
- 血液検査
- レントゲン検査
- 超音波検査
などを行い、全身状態を評価します。
麻酔中の徹底した管理
麻酔中は、
- 心拍数
- 呼吸
- 血圧
- 酸素濃度
を常にモニタリングします。
術後管理も重要
麻酔から覚めるまでが麻酔管理の一部です。
体温管理や呼吸状態の観察を行います。
飼い主様にできる協力
事前の情報共有
- 過去の病歴
- 現在の投薬内容
- 普段の体調変化
を正確に伝えてください。
絶食・絶水の遵守
誤嚥を防ぐため、
指示された絶食時間を守ることが重要です。
まとめ|麻酔のリスクは「管理」で大きく下げられます
全身麻酔には一定のリスクがありますが、
適切な評価と管理により、そのリスクは最小限に抑えられます。
麻酔を正しく理解し、獣医師と連携することが、
大切な家族の安全につながります。
当院では、
- 個々の状態に合わせた麻酔計画
- 術前検査によるリスク評価
- 麻酔中・術後の徹底した管理
を行っています。
麻酔に関する不安や疑問があれば、遠慮なくご相談ください。
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レラ動物病院
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