高齢犬猫の麻酔管理|年齢を重ねた子でも安全に治療を行うために
「高齢だから麻酔は心配…」
高齢犬猫の手術や検査を前に、多くの飼い主様が不安を感じます。
確かに年齢を重ねることで麻酔リスクは高まりますが、
適切な評価と管理を行うことで安全性を高めることは可能です。
今回は、高齢犬猫に特化した麻酔管理について解説します。
高齢犬猫と麻酔リスクの関係
なぜ高齢になるとリスクが上がるのか
加齢により、
- 心臓・肺機能の低下
- 肝臓・腎臓の代謝能力低下
- 体温調節能力の低下
が起こりやすくなります。
見た目では分からない変化
元気そうに見えても、
検査で初めて異常が見つかることも少なくありません。
高齢犬猫で特に重要な術前評価
全身状態の把握
高齢犬猫では、
- 血液検査
- 尿検査
- レントゲン検査
を組み合わせて、体の状態を詳しく評価します。
必要に応じた追加検査
- 心エコー検査
- 血圧測定
- 心臓マーカー検査
リスクを正確に把握することが安全につながります。
高齢犬猫の麻酔計画の工夫
麻酔薬の選択と量の調整
- 代謝・排泄への負担が少ない薬剤
- 最小限の麻酔量
- 鎮痛薬を併用し麻酔量を抑える
体に優しい麻酔計画を立てます。
麻酔中の徹底したモニタリング
麻酔中は、
- 心拍数
- 血圧
- 呼吸状態
- 体温
を継続的に監視します。
術後管理が回復を左右します
覚醒期の注意点
高齢犬猫では、
麻酔から覚めるまでに時間がかかることがあります。
観察ポイント
- 呼吸の安定
- 体温低下の防止
- ふらつきの有無
術後フォローアップ
- 食欲・排泄の確認
- 血液検査による再評価
- 必要に応じた点滴管理
早期対応が合併症を防ぎます。
飼い主様にお願いしたいこと
正確な情報共有
- 持病
- 投薬内容
- 日常の様子
を事前に伝えてください。
無理をさせない環境づくり
退院後は、
静かで暖かい環境を整え、
体への負担を減らしましょう。
まとめ|高齢でも適切な麻酔管理で安全性は高まります
高齢犬猫の麻酔管理では、
年齢だけで判断せず、体の状態を正確に把握することが重要です。
事前評価・麻酔計画・術後管理を徹底することで、
安全に治療を行うことが可能になります。
当院では、
- 高齢犬猫に配慮した術前検査
- 個別に最適化した麻酔管理
- 術後まで含めたトータルサポート
を行っています。
高齢の子の麻酔について不安がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
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レラ動物病院
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