胆嚢摘出手術とは|犬猫の胆嚢疾患で命を守るための外科治療
胆嚢疾患の中でも、胆嚢粘液嚢腫や胆嚢破裂のリスクが高い状態では、
胆嚢摘出手術(胆嚢切除術)が命を守る治療となります。
「本当に手術が必要なの?」「手術後は普通に生活できる?」
そんな疑問を持つ飼い主様に向けて、胆嚢摘出手術について解説します。
胆嚢摘出手術が必要になる理由
胆嚢疾患の危険性
胆嚢粘液嚢腫や重度の胆泥症では、
胆嚢が破裂し、胆汁性腹膜炎という致命的な状態になる恐れがあります。
内科治療の限界
薬や食事療法では改善が期待できない場合、
予防的に胆嚢を摘出することが最も安全な選択となることがあります。
胆嚢摘出手術の対象となる症例
手術が検討されるケース
- 胆嚢粘液嚢腫と診断された
- 超音波検査で胆嚢内容がゼリー状
- 胆嚢破裂の兆候がある
無症状でも、状態によっては手術が勧められます。
胆嚢摘出手術の流れ
術前検査
手術前には、
- 血液検査
- 超音波検査
- レントゲン検査
を行い、肝臓や全身状態を評価します。
手術内容
全身麻酔下で開腹し、
胆嚢を慎重に摘出します。
胆管の状態を確認し、異常がないことを確認します。
胆嚢摘出手術のリスクと対策
手術に伴うリスク
- 出血
- 胆汁漏出
- 麻酔リスク
これらを最小限にするため、
十分な術前評価と慎重な手技が重要です。
麻酔管理の重要性
胆嚢疾患では、
肝機能が低下していることが多いため、麻酔管理が非常に重要です。
術後管理と回復について
入院中の管理
- 点滴による全身管理
- 食欲・排便の確認
- 血液検査による経過観察
数日間の入院が必要になることがあります。
退院後の生活
胆嚢がなくなっても、
多くの犬猫は通常の生活に戻ることが可能です。
注意点
- 食事内容の調整
- 脂肪分の多い食事を避ける
- 定期的な検査
まとめ|胆嚢摘出手術は予防的な意味を持つ手術です
胆嚢摘出手術は、
将来起こりうる命に関わるトラブルを防ぐための外科治療です。
適切なタイミングで手術を行い、術後管理を徹底することで、
その後の生活の質を保つことができます。
当院では、
- 胆嚢疾患の精密検査
- 胆嚢摘出手術
- 術後の長期フォローアップ
を行っています。
胆嚢疾患を指摘された場合や、手術について不安がある方は、
どうぞお気軽にご相談ください。
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レラ動物病院
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