🦷「全抜歯が必要」と言われたら…不安な飼い主さまへ
〜犬猫の全抜歯について動物看護師が寄り添ってお伝えします🐶🐱〜
「全部の歯を抜くと言われました…」
「そんなことをして本当に大丈夫なんでしょうか?」
診察室でこの説明を受けたとき、多くの飼い主さまがショックを受けます。
“かわいそう”“ごはんは食べられるの?”“麻酔は大丈夫?”
今日は、犬猫の全抜歯(ぜんばっし)について、不安に寄り添いながら分かりやすくお話しします。
🦷なぜ全抜歯が必要になるの?
全抜歯が提案されるケースの多くは、
✔ 重度歯周病
✔ 猫の難治性口内炎
✔ 歯の吸収病巣(FORL)
✔ 歯根の感染が広範囲にある
といった、慢性的な強い痛みを伴う状態です。
見た目では分かりづらくても、
お口の中は常に炎症と痛みが続いていることがあります。
😢「歯がなくなってしまう」ことへの不安
飼い主さまが一番心配されるのは、
・ごはんは食べられる?
・見た目は変わる?
・性格が変わらない?
という点です。
でも実際には、犬猫は歯がなくても上手に食べられます。
ドライフードも、丸のみして食べる子がほとんどです。
必要に応じてふやかしたり、ウェットフードに変更する方法もあります。
そして多くの子が、
✨ 手術後のほうがよく食べる
✨ 元気になる
✨ 甘えるようになる
という変化を見せてくれます。
それだけ、痛みを我慢していたということなのです。
💉麻酔は大丈夫?
全抜歯は全身麻酔下で行います。
術前には、
✔ 血液検査
✔ レントゲン
✔ 必要に応じて心臓検査
を行い、安全性を確認します。
もちろん麻酔にリスクがゼロではありませんが、
痛みを抱えたまま生活するリスクのほうが大きい場合もあります。
不安な点は遠慮なく質問してください。
🏥術後の生活は?
手術後は数日間、
✔ やわらかい食事
✔ 抗生剤や痛み止めの内服
✔ 安静
が必要です。
ほとんどの子は1〜2週間で落ち着きます。
抜歯後は歯周病の再発リスクがなくなり、
口臭も大きく改善することが多いです。
🌸全抜歯は「最後の手段」ではなく「前向きな治療」
“全部抜く”という言葉は強く感じますが、
それは痛みの原因をすべて取り除く治療です。
私たちは、
無理に全抜歯をすすめることはありません。
レントゲン所見や炎症の程度を総合的に判断し、
その子にとって最も苦痛が少ない方法を提案しています。
🐾まとめ|一緒に考えていきましょう
全抜歯と聞いて、不安になるのは当然です。
でも、
🦷 慢性的な痛みからの解放
🦷 食欲と生活の質の改善
🦷 感染の根本治療
という大きなメリットがあります。
迷ったときは、
✔ レントゲン画像を見せてもらう
✔ 治療の目的を確認する
✔ セカンドオピニオンを検討する
納得してから決めて大丈夫です。
大切な家族のことだからこそ、
一緒に悩み、一緒に考えていきましょう🐶🐱✨
不安な気持ちは、どうか一人で抱え込まないでくださいね。
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レラ動物病院
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セカンドオピニオンの方は事前に連絡ください。
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